昨夜、近所のスーパーの帰り道。
  道路脇から、何かを見ている人たちがいて、
  自転車を漕ぎながら、私も目線を動かしたら、、、

  そこには、口から血を吐き体は大きく痙攣して、
  やっと息をしているネコがいました。

  交通量の多い、四車線の真ん中で横たわるしかないネコ。
  このままでは、後続車にひかれてしまう。
  急いで自転車をガードレールに立てかけ、着ていたシャツを脱ぎ道路に出た瞬間、
  男性一名と女性一名が駆け寄りネコの側にしゃがみこむのが見えました。

  以前、同じように車の多い場所で、発作を起こした男性を同行者が助けに入ったことがあります。
  その時、車の誘導をしてくれた男性がいたんです。
  それを思い出し、脱いだシャツを大きく振って近づく車に注意を促し、
  何とかネコを歩道脇まで助け出しました。
  私のシャツに包まれた黒ネコは、残念ながらそのまま動かなくなってしまいました。


  「 見覚えのあるギンガムチェックのシャツを着た、にゃんこさんがいるんだけど?
   あぁ、君がそうか! 」 
  「 そうなんですよ。 なんかいつの間にか、こんなシャツ着せられちゃって 」
  なんてやってる3人が私には見えるのです。


  
  貴方の名前、呼んであげたかった。
  痛かったよね。怖かったよね。
  でも、あなたがこれから行く所には、世話好きな2号ちゃんがいます。
  あなたと同じ色をした、1号ちゃんもいます。
  どちらも優しい子です。心配しなくていいからね。